見張りが朝を

日本キリスト改革派岐阜加納教会牧師のブログ

創造

初めに、神は天地を創造された。
(創世記1章1節)

聖書全巻は、この言葉によって語り始められます。

神の創造は「無からの」創造でした。木を切り出して家や家具を作る。小麦をこねてパンを作る。このように、すでにあるもの(素材)を用いて何かをつくる場合は「加工」であって「創造」ではありません。
神は無から、天と地と海と、そこにあるすべてのものを造られました。すべての命を生み出されました。神は無から有を、死から命を生み出す方です。「死者に命を与え、存在していないものを呼び出して存在させる神を、アブラハムは信じ…」(ローマ4:17)

神の創造は「言葉による」創造でした。「神は言われた。『光あれ。』こうして、光があった(1:3)。神は言葉をもつ方です。言葉をもつとことは生きている、命をもつ存在であることの証です。神は「霊」であられ、人格をもち、言葉を語る方です。そして「言葉の内に命があった」(ヨハネ1:4)のです。

神が最初に造られたのは、光。

神の創造は「よき」創造でした。「神はお造りになったすべてのものを御覧になった。見よ、それは極めて良かった」(1:31)。すぐれた芸術作品が作者自身をあらわすように、被造物は造り主のすばらしさを、その輝きをそのまま反映していたのです。造り主の栄光と力とを、こぞってほめたたえていたのです。「天は神の栄光を物語り/大空は御手の業を示す」(詩19:2)。