見張りが朝を

日本キリスト改革派岐阜加納教会牧師のブログ

朝ごとに、夜ごとに

いかに楽しいことでしょう
主に感謝をささげることは
いと高き神よ、御名をほめ歌い
朝ごとに、あなたの慈しみを
夜ごとに、あなたのまことを述べ伝えることは
十弦の琴に合わせ、竪琴に合わせ
琴の調べに合わせて。
詩編92編2~4節)

たいへん美しい、神への讃美です。詩人は朝ごとに、夜ごとに、すなわち人生のすべての時間を用いて神の御名をほめ歌います。そして、神の御手の業を喜び祝います。「主よ、あなたは/御業を喜び祝わせてくださいます。わたしは御手の業を喜び歌います。/主よ、御業はいかに大きく/御計らいはいかに深いことでしょう」(5、6節)。神と共に生きることの喜びにあふれた歌です。

「唯一の不死の存在、近寄り難い光の中に住まわれる方、だれ一人見たことがなく、見ることのできない方」(一テモテ6:16)である神との間に、人間はこのように親密な交わりをもつことをゆるされるのです。神が開いてくださった目とこころとをもって。

詩の全体に目を通すことによって、ひとつのことがわかります。この美しい讃美の歌が自動的に、あるいは雲の上のような場所で紡ぎ出されたわけではないということです。このような歌を歌うまでに、このような信仰に至るまでに、詩人は長い時間の苦しみや試練、魂のたたかいを経てきたのです。
その事実は、わたしたちにとって大きな励ましです。