なぜ、このように理不尽な現実があるのですか。
いつまで、この不当な苦しみを耐え忍ばなければならないのですか。
そうした問いを押し殺す必要はありません。抑圧する必要はありません。
そのように身もふたもなく問うことを、神は許してくださいます。
聖書の中にも、そのような問いが数多くあります。
嘆いてもよい。訴えてもよい。
それもまた、祈りです。
信仰の表出です。
世が、不可解きわまる場所であること。
人間が、実に複雑な機微をもつ存在であること。
神がご存じです。
問い続ける。
答えを見出すまでには、それなりの時間を要します。
