見張りが朝を

日本キリスト改革派岐阜加納教会牧師のブログ

2024-04-01から1ヶ月間の記事一覧

憐れみの神

あなたに背いたことをわたしは知っています。わたしの罪は常にわたしの前に置かれています。あなたに、あなたのみにわたしは罪を犯し御目に悪事と見られることをしました。あなたの言われることは正しくあなたの裁きに誤りはありません。わたしは咎のうちに…

春のオープンチャーチ

岐阜加納教会の、春のオープンチャーチのご案内です。オープンチャーチとは、教会は特に教会は初めてという方や、新しい方々のための集会です。今月28日の日曜です。聖書の話を聞いてみようかな、という方は、ぜひお気軽にどうぞ。教会のホームページの「…

フットライト

真夜中のホテルの部屋。深い闇の中、足元灯の明かりが、寝台に投げ出された片足の足指と、足の甲を照らしている。 昼間会った人が話していた。手をかざすことで、手から発する霊力があらゆる病を癒す、親類がそう信じていると。 足元灯の光も、この片足に隠…

使徒

キリスト・イエスの僕、神の福音のために選び出され、召されて使徒となったパウロから。(ローマの信徒への手紙1章1節) ローマの信徒への手紙の冒頭で、パウロは自分のことを「僕」と呼び、続けて「使徒」とも呼んでいます。使徒。キリスト・イエスの使い…

本当の備え

しかし神は、「愚かな者よ、今夜、お前の命は取り上げられる。お前が用意した物は、いったいだれのものになるのか」と言われた。自分のために富を積んでも、神の前に豊かにならない者はこのとおりだ。( ルカによる福音書12章20~21節) 詩人の石垣りんさん…

命の水

この水を飲む者はだれでもまた渇く。しかし、わたしが与える水を飲む者は決して渇かない。わたしが与える水はその人の内で泉となり、永遠の命に至る水がわき出る。(ヨハネによる福音書4章13~14節) アメリカの軍隊が直面している深刻な問題について取…

戦時下の詩人たち

詩人の中村不二夫さんが、2月になさったご講演のレジュメをお送りくださいました(大変、充実したもの)。「翻弄された『戦時下の詩人たち』」(日本詩人クラブ例会)。YouTubeで視聴できます。 〇戦争の時代、99パーセントの詩人が愛国詩を書き、日本の…

有事

永瀬清子『焔に薪を 短章集3』より。 「戦争が来たらと云う。 戦争が来たら、という声そのものがもう有事なのだ。 戦争で一番おそろしいのは 一時の気の迷いで後悔を贖うことだ。 えらい詩人にもたくさんの例があることを私は見ている。 自分の信ずる事以外…